本学高校生及び併設大学の学生による、小学生対象「学習サポート」を8/7(水)~8/9(金)の3日間、玉手山学園内にある施設「立教館」にて実施しました。
小学生の3日間ののべ参加人数は168名
玉手山学園は大阪府柏原市と包括連携協定を結んでおり、その一環として、柏原市の小学生を対象に実施しました。
小学生対象「学習サポート」は、今年で3回目の実施になります。
参加の高校生達は、はじめは少し緊張していましたが、すぐに小学生と打ち解け、しっかりと勉強の方法を教え、頼もしい姿を見せてくれていました。
地域の小学生をはじめ、併設大学の学生とも交流することができる、総合学園ならではの取り組みです。
「学習サポート」を実施した場所は、学校法人玉手山学園内にある立教館です。
「立教館」は、文政13年(1830年)、頼山陽(らいさんよう)に学んだ国分村の柘植常熙(つげじょうき:葛城)が郷土の子弟にも教育を受けさせようと、地元の有志を募って建てた私塾で、後に国分小学校としても利用され、昭和22年に大阪府指定の史蹟に指定され、柏原の文化財となりました。
昭和39年(1964)に玉手山学園に永久保存を条件に移転の同意を得るに至り、現、学校法人玉手山学園に移築され、60年の年月が経ちました。
今年もこの記念すべき施設で、子どもたちの学習サポートを開催できたことを嬉しく思います。